SDS管理をExcelでやっている人へ
台帳が回らなくなる5つの場面
1.台帳が回らなくなる5つの場面
① 仕入れ先からSDSの改訂が届いたとき
SDSの危険性・有害性の記載が変わったときは、リスクアセスメントをやり直す必要があります(労働安全衛生規則第34条の2の7)。Excelでは「どの製品の、どの版で評価したか」を自分で追うことになり、改訂の通知がメールの中に埋もれやすくなります。
② 法令の対象リストが更新されたとき
厚生労働省の対象物質のリストは、4月1日の施行に合わせて段階的に追加されています(令和6年・令和7年に追加。令和9年・令和10年4月1日施行分も公表済み。ほかにも更新日の違うリストがあります)。「うちの製品は対象外」と判断した表は、翌年には古くなっている可能性があります。詳しくは「4本のリスト」と更新日にまとめました。
③ 担当者が替わったとき
Excelの台帳は、作った人の工夫(色の意味、隠した列、別ファイルへの参照)で動いていることが多く、引き継いだ人には読めません。兼務の担当者だと、引き継ぎの時間も取れません。
④ ファイルが増えたとき
「台帳_最新」「台帳_最新2」「台帳_10月版」。どれが本物か分からなくなると、監査のときに説明できません。用途別に表が分かれると、同じ情報を二重に入力することにもなります。
⑤ 事故のその場で
倒れている人を見つけたとき、まず要るのは応急措置です。共有フォルダからファイルを探し、SDSのPDFを開いて該当の項目までスクロールする時間は、その場にはありません。
2.Excelで続けるなら、最低限のルール
- 台帳のファイルは1つにして、置き場所を決める。ファイル名に日付を入れない(中に「最終更新日」の欄を作る)
- 列に「SDSの版(発行日)」「入手日」「次に確認する日」「リスクアセスメントを行った日」を持つ
- 年に2回(4月と10月)、厚生労働省の4本のリストの更新日を確認する日を決める
- 事故のときに見るSDSの紙を、現物のそばに置く
- 担当者の交代に備えて、台帳の見方を1枚に書いておく
これで回るなら、無理にシステムへ移る必要はありません。
3.Excelの代わりの選択肢
Excelの代わりは、国の無料ツール、クラウド月額型、買い切りのアプリの3つがあります。それぞれの向き不向きはやり方の比較にまとめました。
当社の買い切りアプリは、上の5つの場面を次のように受け持ちます。
| 場面 | アプリでの扱い |
|---|---|
| ① SDSの改訂 | SDSの更新期限を自動で管理し、期限が近いものを一覧にする |
| ② 対象リストの更新 | 国指定2,367物質(2025年4月1日版)を収録。国が新版を出したら「マスタ更新」で取り込む |
| ③ 担当者の交代 | 画面と手順が決まっているので、作った人の工夫に頼らない |
| ④ ファイルの乱立 | データは1か所(そのパソコンと社内LAN)。監査用の資料は自動で整える |
| ⑤ 事故のその場 | 検索一発で応急措置を表示。インターネットがなくても動く |
Excelが不要になるわけではありません。会社の他の資料はExcelのままで構いません。化学物質の台帳だけを移す、という使い方です。
まずは無料の体験版で
薬品5件まで、全機能をお試しいただけます(緊急時・リスクアセスメント・教育・監査エビデンス)。インストール不要で、ファイルをダブルクリックするだけです。
※リスクアセスメントの実施と責任は事業者・化学物質管理者にあります。本アプリはその作業を支援する道具であり、代行や監査合格の保証をするものではありません。営業のお電話はいたしません。
関連ページ
- 化学物質管理・SDS・リスクアセスメント支援アプリ(製品ページ)
- 化学物質管理のやり方を比べる|Excel・無料ツール・クラウド月額型・買い切り
- SDS管理をExcelでやっている人へ|台帳が回らなくなる5つの場面
- 化学物質管理アプリの料金|買い切り¥98,000(税別)と、月額型の5年総額の比べ方
- 化学物質管理の「4本のリスト」と、その更新日
- 【2026年】化学物質管理者がやることと、増え続ける工数を減らす考え方
本ページは公開時点の当社製品の仕様と、厚生労働省の公表資料に基づく一般的な整理です。法令・対象物質・適用日は改正により変わるため、最新は厚生労働省の一次情報をご確認ください。価格はすべて2026年10月10日時点のものです。当社は適格請求書発行事業者の登録をしていないため、税込と税別を並べて表示しています。